調査診断:目視調査診断
無防食施設では、腐食が進行し腐食による貫通孔が発生する恐れがあります。
簡易的な調査診断として、潜水士による目視調査診断が挙げられます。海洋性生物上からの目視では、比較的大きな腐食貫通孔、また鋼材の発錆状況を確認することが可能です。また、海洋性生物を除去した目視では、鋼材の表面状態を確認すると共に、腐食貫通孔や、孔食の状態を確認することが可能です。
- 防食した鋼材と無防食の鋼材の差
- 腐食貫通孔が発生した鋼管杭
海洋性生物の上からの目視調査状況
- -確認可能事項-
- 鋼材の発錆状況の確認
- 腐食貫通孔による吸出し等の確認
- 但し、小さな腐食貫通孔の確認は行えない可能性がある。
海洋性生物を除去した目視調査状況
- -確認可能事項-
- 鋼材の表面状態の確認
- 腐食貫通孔による吸出し等の確認
- 孔食の状態確認