ALAPANEL®(アラパネル)方式電気防食工法

電源装置を必要としないミニマムメンテナンスを実現した電気防食工法!
性能のみならず、景観に優れた流電陽極ALAPANEL が新登場!

工法概要


ALAPANEL®方式とは、犠牲陽極機能を持ったアルミニウム製パネルを使って、塩害など鉄筋の腐 食膨張によるコンクリート構造物の劣化を防止する電気防食工法の一つです。ALAPANEL®をアンカーボルトやリベット等を用いてコンクリート表面に貼り付け設置し、ALAPANEL®とコンクリート中の鉄筋間で電気的導通を確保することで、犠牲(流電)陽極作用により、コンクリート中の鉄筋表面へ防食電流を供給し、鉄筋の腐食反応を抑制・停止します。特に塩害劣化の「進展期~加速期」に最適です。

ALAPANEL®方式パンフレット(PDF)



工法特徴


商用電源
不要
電気がいらない電気防食!
ALAPANEL®と内部鋼材の電位差を利用して防食電流を供給するため、直流電源装置が 不要になりました。配線、配管や一次側の電力も不要なため、電力供給ができない構 造物への電気防食が可能です。
維持管理
軽減
ミニマムメンテナンスを実現!
外部電源方式は、電流・電圧の調整及び電源装置の保守管理が必要でしたが、 ALAPANEL®はこれらの点検が不要になりました。また、電気防食を維持管理するため の電気料金も不要になりメンテナンス費用の削減が期待できます。
期待耐用
年数向上
長期耐久性を実現!
新開発したALAPANEL®を採用することにより、20 年以上※1 の耐久性を実現しました。
美観効果 景観にとけこむ構造物!
ALAPANEL®は美観効果や周辺色彩との調和にもこだわりました。
ALAPANEL®表面のカラーリングが可能であり、景観と調和した防食対策が可能です。(オプション)

(※1):構造物の立地条件や周辺環境、気候により変化する事があります。



工法特徴

多量の塩分が入っている場合やマクロセル腐食の影響は塩害塗装では防げない。

  • 塩害塗装による再劣化事例 (1)
  • 塩害塗装による再劣化事例 (2)


多量の塩分やマクロセル腐食が存在しても“電気防食効果”で腐食を抑制する。

  • プレテン桁施工例
  • ポステン桁施工例